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[2F16] 低密度ポリエチレン接触分解反応におけるコーキング抑制に向けたBetaゼオライト欠陥サイトへのCr6+導入
キーワード:Zeolite, Chemical recycling, Coking
ゼオライトを用いたプラスチックの化学分解において、コーク析出による触媒の失活が大きな課題である。我々は、コーク前駆体である芳香族化合物がゼオライト上で水素化、開環を経て分解されることに着目した。本研究では、脱水素作用を有するCr6+をゼオライトに導入し、低密度ポリエチレン分解反応において、反応中に生成するアルカンから水素を発生させることで芳香族化合物を分解し、コーク析出を抑制することに成功した。