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[2F18] LDPE分解におけるNaHZSM-5触媒の低級オレフィン化活性に対するNa/Al比の影響
キーワード:lower olefins, NaHZSM-5, LDPE degradation
低密度ポリエチレンから低級オレフィンを高収率で得るためのNaHZSM-5触媒の最適なNa/Al比を検討した。Na/Alが増加すると強酸点が優先的にNa+にイオン交換されることが分かった。また、低級オレフィン収率はNa/Al比が0.6~0.8で最大となり、Na/Al比が1.0になると著しく低下した。高い低級オレフィン収率が得られた理由として、触媒に適切な酸量があることで分解活性を保持しつつ、芳香族化を抑制できたためであることが考えられる。