2024年度 人工知能学会全国大会(第38回)

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[1C5-GS-11] AIと社会:

2024年5月28日(火) 17:00 〜 18:40 C会場 (イベントホール仮設1)

座長:Lim Dongwoo(津田塾大学)

18:00 〜 18:20

[1C5-GS-11-04] メディアサービスの個人化推薦システムにおけるパーソナルデータ利用の社会的受容性

ベイズ推定による社会通念と個人的観念に照らし合わせた受容の分析

〇森下 壮一郎1、高野 雅典1、武田 英明2 (1. 株式会社サイバーエージェント、2. 国立情報学研究所)

キーワード:社会的受容性、パーソナルデータ、推薦システム、ベイズ推定

人々の生活の多くがデジタルプラットフォームの上でも営まれるようになり,種々の事業においてパーソナルデータの利活用が盛んに行われている.それぞれの事業に関するデータ利活用の受容性についての利用者の考えを知ることは,社会的に受容される態様でのデータの利活用の指針となるはずである.この考えの下で筆者らは既に,個人データの利用主体と利用目的に応じた社会的受容性についてWebアンケートで調査している.その結果,多くの事業において,社会通念に照らし合わせた場合の受容としての実施の可否と,個人的観念に照らし合わせた場合の受容としての利用の意図には正の相関があったが,実施は受容できないものの利用の意図はあるという場合もあることが見出された.本稿ではこの結果を踏まえて,メディアサービスの個人化推薦システムにおけるパーソナルデータ活用に関するWebアンケートを行い,ベイズ推定を用いて実施の可否と利用の意図の関係について分析する.

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