2015年 第76回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.13 半導体光デバイス

[15a-1E-1~10] 3.13 半導体光デバイス

2015年9月15日(火) 09:00 〜 11:30 1E (143)

座長:沼居 貴陽(立命大)

10:45 〜 11:00

[15a-1E-8] InP系90oハイブリッドの低伝搬損失化によるコヒーレントレシーバ用集積受光素子の高感度動作

〇菊地 健彦1、八木 英樹1,2、増山 竜二1,2、櫻井 謙司2、西本 頼史2、堀野 和彦1,2、江川 満1、米田 昌博2、小路 元1 (1.住友電気工業(株)、2.住友電工デバイス・イノベーション(株))

キーワード:90°ハイブリッド、多モード干渉、コヒーレントレシーバ

コヒーレントレシーバの小型化にはInP系90oハイブリッドが有利であり、我々はこれまでに、MMI導波路で構成した90oハイブリッドの出力端にPDをモノリシック集積した受光素子において、Cバンド全域で0.120 A/W以上の高受光感度を実現してきた。一方、今後デバイスの高速化ニーズに対し、PD面積と相関のある受光感度はトレードオフとなる。今回我々はこれらの両立のため、90oハイブリッド部分の伝搬損失低減を行い、高感度化を実現したので報告する。