2015年 第76回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.14 光制御デバイス・光ファイバー

[16a-2F-1~12] 3.14 光制御デバイス・光ファイバー

3.5と3.14のコードシェアセッションあり

2015年9月16日(水) 09:00 〜 12:15 2F (221-2)

座長:各務 学(豊田中研)

10:00 〜 10:15

[16a-2F-5] Two-Photon Photochemistry による自己組織化光導波路の位置ずれトレランス拡大

〇吉村 徹三1、竹田 大祐1、衣笠 慶彦1、佐藤 拓也1、縄田 秀行2 (1.東京工科大、2.日産化学工業)

キーワード:自己組織化光導波路、2光子光化学、セルフアライン光結合

Two-photon photochemistryでは,波長1と波長2の光で電子が2段階励起されて化学反応が起こる. これを利用して, Two-Photon自己組織化光導波路(Two-Photon SOLNET)による導波路間のセルフアライン光結合を試みた. FDTD法によるシミュレーションから,3000 nmの位置ずれがあってもコア幅600 nmの導波路間にSOLNETが形成され,トレランスがOne-Photon SOLNETに比べて約5倍拡大することがわかった.Biacetyl-doped 有機/無機ハイブリッド感光性材料(SUNCONNECT®)中で,マルチモード光ファイバ間にTwo-Photon SOLNETが形成された.