日本デザイン学会 第69回研究発表大会

講演情報

口頭

[6C] ユニバーサルデザイン

2022年6月26日(日) 09:00 〜 10:40 口頭発表 第6会場

座長:横井 聖宏(筑波技術大学)

09:40 〜 10:00

[6C-03] リハビリテーションのためのユーザーフレンドリーかつ魅力的なVRプログラムの開発

在宅リハビリテーションにおける予備評価

*吉岡 聖美1 (1. 明星大学)

キーワード:Virtual Reality, Rehabilitation, Interactive Program

ユーザーフレンドリーかつ長期間継続的に利用したくなる魅力的なVRプログラムとして「立ち上がって旅をしよう!」を新たに開発して予備評価を行った。世界各地の風景画像を鑑賞しながら旅をする気分で,意欲的に立ち座りのリハビリテーションに取り組むことができる。また,プログラムの進行にはユニバーサルデザインを取り入れた。在宅高齢者が「立ち上がって旅をしよう!」プログラムを用いた立ち座りのリハビリテーションを7日間実施したところ,運動の前後で「活性度」「安定度」「快適度」の平均得点が有意に大きくなることを確認し,プログラムの効果を確認した。