13:45 〜 14:00
[1105-14-04] ITを活用した露天採掘場周辺の二酸化炭素吸収能と洪水調整機能の可視化システムの検討
司会:陳 友晴(京都大学)
キーワード:露天採掘、IT、二酸化炭素、洪水調整機能、可視化
国内で自給できる数少ない鉱産資源である石灰石や砕石用原石などの露天採掘場は、その大部分が森林地域に存在する。そのため、地球温暖化に関連して、採掘区域に生育している森林の伐採に伴う二酸化炭素吸収能の喪失や修復緑化による二酸化炭素吸収機能の回復・再生を予測・評価することが必要になってきている。さらに近年では、これまでに経験したことのない豪雨が国内各所で毎年頻発していることから、森林が有する洪水調整機能についても、採掘に伴う機能低下や修復緑化による機能回復について、事前に予測評価することが重要になるものと思料される。一方、近年のIT(情報技術)の急速な進展に伴い、情報の可視化「見える化」があらゆる分野で進んでおり、資源開発分野においても、情報の可視化技術の導入が期待されている。
そこで本研究では、露天採掘場周辺の地形情報から作成した3D地形モデルをベースとして、これに植生分布、水象などの情報をオーバーレイすることで、露天採掘場周辺の二酸化炭素吸収能と洪水調整機能を視覚的に把握できるシステムの構築について検討したので、その結果について報告する。
そこで本研究では、露天採掘場周辺の地形情報から作成した3D地形モデルをベースとして、これに植生分布、水象などの情報をオーバーレイすることで、露天採掘場周辺の二酸化炭素吸収能と洪水調整機能を視覚的に把握できるシステムの構築について検討したので、その結果について報告する。
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