資源・素材2020(仙台)

講演情報(2020年8月7日付 確定版)

企画講演

ゼロエミッション社会構築にむけたCCS/CCUS技術開発

2020年9月8日(火) 13:00 〜 17:25 第1会場

司会:菅井裕一(九州大学)、中尾信典(産業技術総合研究所)、藤井孝志(産業技術総合研究所)

14:35 〜 15:15

[1K0101-10-05] 流体圧刺激による断層すべり発生のメカニズムと対策

○伊藤 高敏1、横山 佳祐1、熊澤 明信1、手塚 和彦2、小川 浩司3、横山 幸也4、船戸 明雄4 (1. 東北大学、2. 物理計測コンサルタント、3. 応用地質、4. 深田地質研究所)

司会:中尾信典(産業技術総合研究所)

キーワード:誘発地震、断層、流体注入、地殻応力

石油天然ガス及び地熱開発において、坑井を通して地下に流体圧を加えた際に断層がすべって有感地震になる例がしばしば観測されている。CCSでも同様な問題が起こる可能性が高い。この観点から断層すべり発生メカニズムを調べた結果、わずかな圧力負荷でもすべりが発生し、その挙動が地殻応力のせん断成分で大きく左右されることがわかった。したがって、対象地層の地殻応力から、有感地震発生を予想できるはずである。しかし、CCSの対象となるkm級深度の地殻応力を測定できる実用的手段はなかった。これに応えるべく,コア形状として地殻応力を記録する新しい測定法の開発を進めている。これらの内容を報告する。

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