日本薬学会第143年会(札幌)

セッション情報

一般シンポジウム

[S29] 環境・衛生部会若手研究者 シンポジウム ~衛生薬学・毒性学における超硫黄~

2023年3月26日(日) 16:00 〜 18:00 [HS1会場] 保健科学院 多目的室 (1F)

オーガナイザー:外山 喬士(東北大院薬)、西山 和宏(九大院薬)

硫黄原子が連続して結合した超硫黄分子 (スーパースルフィド) が内在的に産生されており、近年その生理的作用が注目されている。システインの超硫黄化はチオール基の反応性を上昇させ、抗酸化活性や薬毒物との反応性を上昇させる可能性が指摘されており、特に生体内のレドックスバランス破綻に起因する毒性・細胞死において、重要な制御因子となり得る。これまでの多方面の研究から様々な生命現象・炎症等の病態現象に超硫黄が関与していることは周知ではあるが、本シンポジウムでは、特にレドックストキシコロジーや衛生薬学、および超硫黄のダイナミクス解析に関する若手研究を集結させ、超硫黄の意義について議論したい。また、生体内におけるユニークな超硫黄産生経路についても最新の知見を紹介する。本シンポジウムを通じて、既存の毒性学における超硫黄の役割の認識を刷新するとともに、新しい研究展開の可能性について理解を深めていきたい。

オーガナイザー挨拶:外山 喬士(東北大院薬) (16:00 〜 16:10)

総括:西山 和宏(九大院薬) (17:50 〜 18:00)

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