日本薬学会第143年会(札幌)

セッション情報

一般シンポジウム

[S25] 抗ウイルス感染症研究のフロンティア

2023年3月26日(日) 16:00 〜 18:00 [M1会場] 医学部学友会館「フラテ」 ホール (1F)

オーガナイザー:玉村 啓和(医科歯科大生体材料工学研)、前仲 勝実(北大院薬)、三隅 将吾(熊大院薬)、藤田 美歌子(熊本大院生命科学)、岩谷 靖雅(名古屋医療セ)

2014年より継続して開催している「抗ウイルス研究のフロンティア」はトピックスを変えながら、毎回成功裏に終わっている。今回は、“COVID-19と戦う”と題して、有機化学、構造生物学、創薬科学、公衆衛生学、ウイルス学分野から、独創的な研究を行っている演者にご講演いただく予定である。2019年より続く新型コロナウイルス感染症COVID-19のパンデミックを克服するために、多くのウイルス研究者や創薬研究者を初め様々な専門分野の研究者が戦ってきた。そのおかげで、SARS-CoV-2の診断・検出技術の開発、数種の有望なワクチン、治療薬の開発に成功した。実質この2,3年の間に、COVID-19に対する抗ウイルス研究は大きく発展した。これにより、次々に現れるSARS-CoV-2の種々の変異株に対する感染予防や感染者の治療の研究が飛躍的に進んだ。また、コロナウイルス感染症に限らず、新興再興感染症に関する多大な成果が蓄積された。本シンポジウムでは、HIV研究から学ぶ抗SARS-CoV-2剤の創薬(玉村)、COVID-19重症化リスク因子を基にしたエコファーマ創薬(西田)、北大創薬センターでのSARS-CoV-2治療薬探索(前仲)、製薬企業でのSARS-CoV-2治療薬開発(加藤)、変異株にも有効な中和抗体の創製(桑田)の研究が紹介される。この機会に本シンポジウムを通して、これらの知見を共有、議論し、新たな抗ウイルス研究のヒントが生まれ、薬学全体の発展につながることを期待している。

趣旨説明:玉村 啓和(医科歯科大生体材料工学研) (16:00 〜 16:05)

16:27 〜 16:49

○加藤 輝久1、登 治謙1、川島 生1、丸山 優樹1、鳥羽 晋輔1,2、佐名木 孝央1、宇納 佑斗1、中原 健二1、垰田 善之1、上原 彰太1、山本 志保1、水垂 亨1、笠松 幸司1、幸木 謙典1、中橋 徳文1、須藤 貴弘1、佐々木 道仁2、大場 靖子2、澤 洋文2,3、佐藤 彰彦1,2,3、佐藤 剛章1、立花 裕樹1 (1. 塩野義製薬、2. 北大人獣研、3. 北大ワクチン拠点)

総括:前仲 勝実(北大院薬) (17:55 〜 18:00)

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