日本薬学会第143年会(札幌)

セッション情報

一般シンポジウム

[S46] 環境・衛生部会シンポジウム 〜ナノ粒子の生体影響、過去・現在・未来〜

2023年3月27日(月) 13:50 〜 15:50 [G1会場] 学術交流会館 講堂 (2F)

オーガナイザー:松丸 大輔(岐阜薬大)、田中 佑樹(千葉大院薬)

我々は日常生活の中で様々な化学物質を活用し、また、意図せず化学物質に曝露されている。過去には、自動車の排ガスや、デオドラントスプレー、日焼け止め等をはじめとするナノサイズの化学物質(ナノマテリアル)を含む製品による健康影響が懸念されたが、現在、その懸念は払拭されたのであろうか。人為起源のナノマテリアル曝露という特異的な状況に、生体がどのように応答するかは解明されたのであろうか。ナノマテリアルの物理化学的性質や生体反応を統合に評価するのは薬学、特に環境衛生に関わる部門が専門とするべき内容であると考える。本シンポジウムでは、多様なナノマテリアルにより惹起される生体影響、生体内ナノマテリアルの検出系の進歩、規制の現状等について過去から現在までの状況を今一度紐解いて、それぞれのシンポジストに紹介・解説いただく。そして、検出系、実験系の進歩から見えてきた将来のあり方について議論する。

オーガナイザー挨拶:松丸 大輔(岐阜薬大) (13:50 〜 13:52)

総括:田中 佑樹(千葉大院薬) (15:48 〜 15:50)

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