日本薬学会第143年会(札幌)

セッション情報

一般シンポジウム

[S38] ここまで来た!! 臨床現場でのエビデンス創出~臨床現場での薬剤師業務に基づくつきぬけるエビデンス創出の実践例~

2023年3月27日(月) 09:00 〜 10:25 [HS1会場] 保健科学院 多目的室 (1F)

オーガナイザー:川上 和宜(がん研有明病院薬)、安 武夫(明治薬大)

薬学分野において、医療薬学や臨床薬学は最近注目されており、多くの薬剤師は病院や保険調剤薬局に勤務している。社会からは医療の担い手として定義されその期待は大きい。薬剤師の仕事は、医師の処方箋に基づく調剤業務が主であったが、近年では服薬説明や副作用評価および医師への処方提案等が重要な役割となってきた。
昨今、がん領域や感染領域等の専門薬剤師制度が設立され、その専門性を生かし臨床研究を行い学会発表や論文発表等の情報発信が行われている。医師と薬剤師が事前に決めたプロトコルに従い、協働して薬物療法を行うことによりがん薬物治療の実施期間を延長した報告や、薬剤師が中心となりがん薬物療法に対する制吐療法に関する前向き臨床試験を実施し、制吐療法の標準療法を確立した報告等がある。臨床現場で働く薬剤師が日々の業務の中で、クリニカルクエスチョンに直面しその課題を解決し情報発信できるだけのスキルを持ち合わせるようになってきている。
本シンポジウムでは、それぞれの領域の臨床現場で活動し、医療現場でエビデンスを創出している病院薬剤師が登壇する。各領域の臨床現場での薬剤師業務に基づくエビデンスを会場で共有する。

ここまで来た!! 臨床現場でのエビデンス創出~趣旨説明~:川上 和宜(がん研有明病院 薬剤部) (09:00 〜 09:10)

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