日本薬学会第143年会(札幌)

セッション情報

大学院生・学部生シンポジウム

[GS02] 若手研究者が拓くニューモダリティ創薬研究〜革新的医薬品の創出に向けて〜

2023年3月27日(月) 13:50 〜 15:50 [PS1会場] 薬学部 臨床薬学講義室 (1F)

オーガナイザー:平野 元春(横市大院生命医科学)、納富 亮大朗(九大院薬)

近年、低分子医薬品に続く革新的な医薬品の創出に向けて、高分子または中分子を用いたニューモダリティ創薬研究が盛んに行われている。その中でも特に、高い標的特異性で副作用を抑え、高い薬効が期待できる抗体医薬品や、標的化が困難であったDNAやRNAを標的とすることが可能な核酸医薬品、タンパク質間相互作用を阻害できるペプチド医薬品などが注目されており、従来の低分子医薬品と比較して多くの利点がある。しかしながら、これらの分子はサイズの大きさや高い極性が障壁となり、分子単独で細胞内へ移行することが困難である。また、生体内での化学的安定性に乏しく、容易に分解されてしまう点など解決すべき課題も残されている。そのため、抗体や核酸、ペプチドを細胞内へ送達するための技術開発および化学的安定性の向上のための分子修飾は非常に重要である。
本シンポジウムでは、ニューモダリティとして抗体、核酸、ペプチドに焦点を当て、精力的に創薬研究に取り組む大学院生の研究を紹介する。今回のシンポジウムで活発な議論を行い、次世代の医薬品創出に繋がる機会を提供できることを期待している。

オーガナイザー挨拶 (13:50 〜 13:54)

総括 (15:46 〜 15:50)

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