[1N01-06] Treatment of Contaminated Water and Secondary Waste

[1N06] Selective Adsorption and Vitrification of Cesium using Functional Porous Glass

*Yusuke Inaba¹, Kiyoto Yamashita¹, Takuhi Hara¹, Miki Harigai¹, Hideharu Takahashi², Kenji Takeshita^2,1 (1. Advanced Nuclear Fuel Cycle Unit, Tokyo Institute of Technology, 2. Laboratory for Advanced Nuclear Energy, Tokyo Institute of Technology)

Keywords:Vitrification, Porous Glass, Cesium

福島第一原子力発電所事故により、放射性Csを含む大量の汚染廃棄物が発生した。先行研究では水熱処理により、Csを汚染土壌から分離する技術を開発した。本研究では汚染廃棄物の大幅な減容化及び回収したCsの安定的な固定化技術の開発を目指し、Csに対する吸着選択性を有する機能性多孔質ガラスを用いて、Cs含有水溶液からのCsの回収及びガラス固化試験を行った。水熱処理洗浄水を模擬したNa、Mg、K、Ca、Fe、Csを含む模擬洗浄水を用いた吸着試験において、機能性多孔質ガラスはCsとFeを選択的に吸着した。また、Cs吸着後の機能性多孔質ガラスを溶融させることによりガラス固化を行い、Csの固定化率を検討した。