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[2O13] 平均結合数と非架橋酸素量がホウケイ酸ガラスのMoO3溶解度及び耐水性に及ぼす影響
キーワード:ホウケイ酸ガラス、MoO3溶解度、耐水性、平均結合数、非架橋酸素量
高充填ガラスマトリクスを開発する一環として、ホウケイ酸ガラス中の網目形成種の平均結合数と非架橋酸素量がMoO3溶解度及び耐水性に及ぼす影響を調査した。試料を溶融法により作製し、MoO3溶解度は試料の外観確認、耐水性はMCC-1法で評価した。その結果、MoO3溶解度に及ぼす影響は平均結合数の寄与が大きいことが示唆された。また、耐水性に及ぼす影響は平均結合数の寄与が大きいと示唆されたが、他の要因(分相や表面反応層の有無)を考慮して評価する必要があると考えられる。なお、調査には廃棄物ガラスの元素数を9元素で近似した簡素化ガラス組成を用いた。