[3C10-13] Microstructures of Fusion Materials

[3C12] Development of ODS-Cu alloys by REDOX-controlled MA method

*Ryuta Kasada¹, Hideaki Yao², Satoshi Konishi², Mohammad Aghamiri³, Naoko H. Oono³, Shigeharu Ukai³, Hiroyuki Noto⁴, Yoshimitsu Hishinuma⁴, Takeo Muroga⁴ (1. IMR, Tohoku Univ., 2. IAE, Kyoto Univ., 3. Hokkaido Univ., 4. NIFS)

Keywords:Divertor, Cu alloy, ODS, Mechanical Alloying

核融合炉ダイバータのヒートシンク材料として用いられるCu合金の耐照射性や強度特性の向上を目指して、新しいODS-Cu合金の開発を進めている。通常のメカニカルアロイング（MA）法では、Cuの有する高い延性のためMA中の凝集や付着が生じ、合金化が阻害されるため、ODS化（ナノ酸化物粒子の微細分散）が十分に達成できない。そこで本研究では、MA中の凝集を防ぐために、これまでの添加材であるY2O3ではなく、YH2とCuOを複合調整添加することによってMA中にこれらのREDOX反応を起こさせ、粉末の凝集を防ぎつつMAを進展させる方法を開発した。得られた合金の特性（強度と熱伝導特性）とその微細組織学的要因について報告する予定である。