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[1B14] 大型水槽でのレーザ切断時粉じん挙動データの取得
キーワード:廃止措置、ふげん、レーザ
「ふげん」では、原子炉本体の解体に工期短縮及び二次廃棄物量低減等の観点で優位なレーザ切断工法を適用する計画である。「ふげん」の原子炉本体の構造材は約25年間の運転による中性子照射により放射化しており、切断時には放射性の粉じんやドロス等の粒子状物質が発生することから、事前にそれらの挙動データを取得することが安全評価上重要である。本発表では、水深等が実機と同じ規模の試験設備を用いた「ふげん」原子炉構造材の模擬材の水中レーザ切断試験状況について報告する。