2023年秋の大会

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一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-3 原子力施設の廃止措置技術

[3F10-15] 事故炉の廃止措置

2023年9月8日(金) 14:45 〜 16:20 F会場 (オークマ工学機械工学館2F 講義室)

座長:渡邉 将人(中部電力)

15:15 〜 15:30

[3F12] 事故炉原子炉建屋の劣化シナリオとその長期保全計画への反映検討

*堂﨑 浩二1、青木 孝行1 (1. 東北大学)

キーワード:事故炉、鉄筋コンクリート構造、経年劣化、点検、長期保全計画

事故炉の安全かつ着実な廃止措置を進めるためには、放射性物質の閉じ込め機能を担っている原子炉建屋の長期保全計画を適切に定めることが重要である。このためには、事故炉の環境を考慮しながら、原子炉建屋の主要構成要素である鉄筋コンクリート構造物が置かれた環境条件を的確に分類・整理する必要がある。 環境条件を整理した上で、健全炉の原子炉建屋、一般建屋等に対する維持の基準類、及び一般の鉄筋コンクリート製土木建築物に対する点検の考え方を参考に、事故炉の原子炉建屋に対する点検の考え方を検討する。 これらの整理・検討を踏まえ、事故炉原子炉建屋の環境の実測または推定方法、特定された環境に対する劣化進展予測の可能性、その進展予測に基づく点検実施時期の特定方法、事故炉原子炉建屋の事故直後の状態の推定方法を調査・検討し、長期保全計画への反映の仕方について提案する。

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