日本認知心理学会第17回大会

講演情報

ポスター発表

[P2] ポスター発表2:知覚・注意

2019年5月25日(土) 14:00 〜 16:00 セミナー室 (東館2階)

[P2-12] グローバル・ローカル課題の実施が人物判断に及ぼす影響

*横山 愛1、箱田 裕司1 (1. 京都女子大学)

キーワード:人物判断、大域・局所処理、複合数字

顔の認知は他の対象の認知とは異なるメカニズムに基づいていることは多くの研究で指摘されている。ここではグローバル/ローカル処理と顔認知の関係について調べた研究を報告する。顔の認知課題に先立ってグローバル処理訓練(複合数字の大きい数字に反応する)を行うとローカル処理訓練(複合数字の小さい数字に反応する)を行う場合よりもその後の顔認識(人物判断)の成績が向上することが明らかになった。このことは顔の認知にとって適切な処理モードがグローバル処理モードであることを示している。

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