[2901-06] 保全

[OD-4] 三春ダムにおける外来魚の継続的な防除でみられたエビ類の確認状況の変化

*坂本 正吾¹、稲川 崇史¹、沖津 二朗¹、中井 克樹²、大杉 奉功³、中正 裕史⁴、佐々木 良浩⁴ (1. 応用地質株式会社、2. 滋賀県立琵琶湖博物館、3. 一般財団法人水源地環境センター、4. 国土交通省東北地方整備局三春ダム管理所)

外来魚対策（オオクチバス2008年以降、ブルーギル2012年以降）を実施している三春ダムにおいて、外来魚の胃内容物から多数確認される場合があるエビ類について、河川水辺の国勢調査と電気ショッカー船での捕獲により生息状況を調査した。その結果、外来魚対策開始後、エビ類が増加した兆候がみられた。エビ類の生息状況は、オオクチバスの捕食圧に左右されるととも、外来魚対策効果の評価指標として活用できる可能性がある。