大会長挨拶
生きるための、しあわせのための「くち」を守る
「くち」は食べる時に、話をする時に、そして息をする時に、はたまた家族や恋人と愛を交わす時に活躍します。くちは、生きるためのそしてしあわせのための器官といえます。
私たちは、「おいしい」を伝えるこの口を、そして、天寿を全うする際に「ありがとう」を発するこの口を絶え間なく支えていかなければなりません。
生きるためのそしてしあわせのための器官である「くち」を守るために、私たちは何ができるのか、何をしなければならないのか、いま、何が足りないのか? ともに、考えてみたいと思います。
第 34 回日本老年歯科医学会学術大会
大会長 菊谷 武
日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニック 院長・ 教授