一般社団法人日本老年歯科医学会 第34回学術大会

講演情報

大会長講演

大会長講演 » 口の終いを考えるーしあわせのための “くち”を守り、最期まで寄り添うー

大会長講演
口の終いを考えるーしあわせのための “くち”を守り、最期まで寄り添うー

2023年6月17日(土) 08:45 〜 09:35 第1会場 (1階 G4)

座長:水口 俊介(日本老年歯科医学会 理事長/東京医科歯科大学 教授)

[PL] 口の終いを考えるーしあわせのための “くち”を守り、最期まで寄り添うー

○菊谷 武1 (1. 日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニック 院長・ 教授)

【略歴】
日本歯科大学 教授 口腔リハビリテーション多摩クリニック 院長
1988年 日本歯科大学歯学部卒業
2001年10月より 附属病院 口腔介護・リハビリテーションセンター センター長
2005年4月より 助教授
2010年4月 教授 2012年1月
2012年10月 口腔リハビリテーション多摩クリニック 院長
【抄録(Abstract)】
「くち」は食べる時に、話をする時に、そして息をする時に、はたまた家族や恋人と愛を交わす時に活躍します。くちは、生きるためのそしてしあわせのための器官といえます。
 私たちは、「おいしい」を伝えるこの口を、そして、天寿を全うする際に「ありがとう」を発するこの口を絶え間なく支えていかなければなりません。
 生きるためのそしてしあわせのための器官である「くち」を守るために、私たちは何ができるのか、何をしなければならないのか、いま、何が足りないのか? ともに、考えてみたいと思います。