Imaging Conference JAPAN 2018

講演情報

一般セッション(口頭講演)

デジタルファブリケーション/3Dプリンティング

[DF] デジタルファブリケーション

2018年6月20日(水) 14:20 〜 15:20 大ホール (けやき会館 一階)

座長:酒井 真理(東京大学)、酒井 正俊(千葉大学)

14:40 〜 15:00

[DF-02] インクジェット印刷電極を有する有機集積回路の乳酸センサ応用

*塩飽 黎1、松井 弘之1、長峯 邦明1、植松 真由1、眞野 泰誠1、丸山 祐樹1、野村 綾子1、土屋 和彦1、早坂 和将1、竹田 泰典1、福田 貴2、熊木 大介1、時任 静士1 (1. 山形大学、2. 東ソー株式会社)

プリンテッドエレクトロニクス(PE)は、真空フリー、大面積、アディティブ、ハイスループットな電子デバイスの製造を可能にする次世代技術である。このPEの基本素子となるものが、有機半導体を活性層に用いた有機薄膜トランジスタ(OTFT)である。OTFTの一般的な課題として、高性能化と特性の均一化がある。この課題に材料科学・界面科学・物理学的な観点から取り組み、アナログ回路を作製できるレベルの性能・均一性を達成した。さらに、この性能・均一性を活かしてバイオセンサ用途の集積回路システムを印刷プロセスで作製することに成功した。以上の結果から、PEのウェアラブルセンサデバイスへの応用が期待される。