Imaging Conference JAPAN 2018

講演情報

一般セッション(口頭講演)

電子写真

[EP2] 電子写真デバイス (2)

2018年6月19日(火) 15:40 〜 16:40 コンファレンスルーム (工学系総合研究棟2二階)

座長:渡辺 靖晃(富士ゼロックス株式会社)、松代 博之(株式会社リコー)

15:40 〜 16:00

[EP2-01] オンデマンド性・高生産性を実現した外部加熱定着方式

*鈴木 彰道1、西田 聡1、竹田 敢1、池上 祥太郎1 (1. キヤノン株式会社)

キヤノンは、高い生産性と省エネ性を兼ね備えたLBP654Cを、2017年4月に発売した。この製品では、新規開発となる外部加熱方式の定着器技術を採用することにより、TEC値1.0kwh、連続印刷27枚/分・ファーストプリント8.6秒の高速プリントを実現した。これらの実現のために、外部加熱方式の定着器技術として、外部加熱ユニット、3層の層構成を有する定着ローラ、加圧ユニット、均熱板を採用した。本報告では、伝熱シミュレーションを用いて、従来機定着器との比較から、これらの技術による定着器性能向上を確認した。