Imaging Conference JAPAN 2018

講演情報

一般セッション(口頭講演)

電子写真

[EP2] 電子写真デバイス (2)

2018年6月19日(火) 15:40 〜 16:40 コンファレンスルーム (工学系総合研究棟2二階)

座長:渡辺 靖晃(富士ゼロックス株式会社)、松代 博之(株式会社リコー)

16:00 〜 16:20

[EP2-02] プロダクションプリント画質と厚紙高速化を達成した省エネ定着

*和澄 利洋1、西埜植 一紀1、三保 広晃1 (1. コニカミノルタ株式会社)

小規模印刷業やオンデマンドプリントショップ,企業内印刷を含むライトプロダクションプリント市場においては、顧客のコスト・環境意識が高まる中で,前任機に対して大幅な省エネを実現し、且つプロダクションプリント品質(画質・厚紙高速化)を実現する必要がある。

我々は省エネに有効な低熱容量スポンジローラの採用を目指し、プロダクションプリント品質を確保するために生じる定着圧力の増加とそれによる耐久性の悪化を両立させるため、テストピースを用いた材料選定と、ひずみのCAE解析に基づく部材設計を行うことで、スポンジローラの採用に成功し、長寿命かつ高品質な省エネ定着装置を開発した。