Imaging Conference JAPAN 2018

講演情報

招待講演

キーノート スピーチ

[K] キーノートスピーチ

2018年6月19日(火) 10:25 〜 11:15 大ホール (けやき会館 一階)

座長:藤井 雅彦(富士ゼロックス株式会社)、小林 範久(千葉大学)

10:25 〜 11:15

[K-01] 3Dプリンティングから4Dプリンティングへ ~ボクセルによる画像と物質の融合~

*田中 浩也1 (1. 慶應義塾大学)

過去3~4年、3Dプリンティング技術は、速度・精度・材料の多様性の3つのベクトルで加速度的に進化してきました。現在の技術を複合的に組み合わせれば、従来の金型でつくられたものの代替ではなく、従来にはなかった性能・機能を持った革新的な物質をつくりだすことができます。材料の自己修復性、時間に伴う動的な変化、環境に応答する状態遷移、四季折々に随伴する変色、身体に適合する柔らかいフィッティング機能などを備えた新しい物質は、「3Dプリント」を超えて「4Dプリント」と呼ばれるようになりました。