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[KM-01] 新規超音速・高粘度液体吐出方式の開発
本研究室で開発中の新規な超音速液体吐出方式(インクジェット)について紹介する.本研究室では力学的アプローチにより問題解決を図る点に特徴がある.本手法では打撃を駆動力として用いることで,従来のインクジェット方式では吐出が困難であった超高速吐出や高粘度液体の吐出が可能となった.この方式により痛みや汚染を伴わずに皮膚に高速で液薬を注入する無針式の注射器への応用の研究等を進めており,新しい応用領域を切り開く可能性を議論する.さらに高粘度液体の吐出や着弾に関する高速度画像計測を中心とした新たな観察・評価方法について,インクジェット分野における新規解析手法としての将来性を展望する.