一般社団法人日本LD学会 第28回大会(東京)

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ポスター発表

ポスター発表 » 感覚・運動(視覚、聴覚、不器用)/支援体制の構築

[P8] ポスター発表8

Sat. Nov 9, 2019 5:55 PM - 6:35 PM ポスター会場 (3F 301+302)

5:55 PM - 6:35 PM

[P8-093] 中学校特別支援学級が実行したポジティブ行動支援(PBIS)と一貫した指導体制の実現及び指導効果の関連

〇若林 上総1、江守 大子2、神山 努1、半田 健3、遠藤 愛4、加藤 哲文5 (1. 国立特別支援教育総合研究所、2. 大和市立光丘中学校、3. 宮崎大学教育学部、4. 星美学園短期大学、5. 上越教育大学)

Keywords:ポジティブ行動支援(PBIS)、中学校特別支援学級、一貫した指導

本研究では、一貫した支援の実施、及びその効果を検証することを目的に、中学校特別支援学級においてポジティブ行動支援(PBIS)に基づく実践に取り組んだ。
 学級のあらゆる生活場面で生徒に期待される行動を定義し、標的行動が生起した場合にはトークンによる強化を行うことを全教職員で共有したところ、一貫した支援の体制整備に関する指標(BoQ-R)の得点が上昇し、トークンを用いて期待される行動を強化するという指導の頻度が増加した。併せて、期待される行動がとれずにいる生徒を指導する頻度は低減傾向を示した。この結果は、一貫した支援の体制構築との関連が考えられた。

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