一般社団法人日本LD学会 第29回大会(兵庫)

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ポスター発表

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[P3] 読む・書く

[P3-08] 絵カードマッチングによる小学校高学年の漢字指導

〇松原 一恵1、藤本 まどか2、高橋 智帆子3 (1. 池田市立呉服小学校、2. 所属なし、3. 池田市立北豊島小学校)

Keywords:通級、漢字の読み書き、絵カードマッチング

LDの子どもにとって、漢字を繰り返し書くことは難しく、嫌悪感が強い。漢字教材においては、絵を手掛かりとしたものは低学年向けが中心であり、抽象的な概念を表わす高学年向けの絵カード教材は少ない。先行研究では、対象児童生徒の優位な認知機能を活用したり,漢字書字への負担などを配慮したりして指導を行っている研究が多く見られた(岡本、2014)。本研究では、漢字書字への負担を軽減するため、絵カードでのマッチング漢字を繰り返し書く反復法との比較を行い、絵カードによる高学年の漢字の読み書きについての有効性を検討することを目的とした。絵カードでの指導は漢字を繰り返し書くことと同様の効果が認められた

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