[P3-13] 小学1年生の平仮名一文字読みに対する小集団指導が及ぼす効果の検討
- 鳥取大学方式「解読指導」と聴覚法による指導を活用して -
Keywords:小集団指導、解読指導、聴覚法
通常学級に在籍する小学1年生に関ら(2016)の直音音読検査を実施し、結果が-1.5SD以下であった8名(男/女=6/2)に対し、小枝ら(2008)の解読指導と宇野ら(2015)の聴覚法を活用した音読指導の小集団形式で実施した。はじめに、1)平仮名50音表をあ行から順に口頭表出させた。その後、2)該当の平仮名1文字カードをランダムにして3回音読させた。清音、濁音、半濁音の全9回の指導の結果、8名全員に音読可能文字数の増加、誤読数の減少若しくは横ばい傾向が認められた。従来、個別指導で効果が示されていた解読指導や聴覚法は小集団指導でも、児童の平仮名音読の正確性および流暢性に一定の効果が示された。
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