The 30th Annual Conference of Japan Academy of Learning Disabilities (KANAGAWA)

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[P] ポスター発表
P10:ICT活用

[P10-03] 年間を通した音声教材の利用による学習効果の変化

広島大学製作「e-Pat(文字・画像付き音声教材)」の活用アンケート調査から

〇山下 祥代1、氏間 和仁1 (1. 広島大学大学院人間社会科学研究課)

Keywords:音声教材、教材開発、ICT機器

広島大学では、何らかの障害等により文部科学省検定済教科書にフルアクセスが困難な児童生徒の確実な教育参加を促すことを目指し、2019年度から文字・画像付き音声教材(e-Pat(Educational audio material with Picture And Text))の製作・提供を行なっている。e-Pat利用者を対象として利用開始直後と一定期間の継続利用後に、利用状況ならびに学習効果に関するアンケート調査を実施した。結果から、指導者は一定期間の継続利用により、一層学習効果を実感でき、より具体的で児童生徒に応じた活用がなされ、活用場面も増えることが明らかとなった。音声教材のより効果的な活用に向け、指導者が学習者にとって適切な活用場面と方法を把握するためのサポートも重要である。

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