[J31] 音声教材とICT活用による教科書アクセシビリティ保障の現状と課題
Keywords:印刷物障害、音声教材、アクセシビリティ保障
音声教材は、発達障害、視覚障害、肢体不自由など、通常の紙の教科書を読むことが難しい児童生徒が使用しやすいよう、読み上げや拡大など様々な機能を備えたデジタル教材である。その多くはタブレット等のICT端末上で閲覧できる。音声教材は、文科省による教科書バリアフリー法に基づく教科書データの提供を受け、全国のボランティア団体により製作され、学校や個人に向け無償配布されている。本シンポジウムでは、各団体が製作する音声教材が備える、学習支援に役立つ機能と特徴に関する情報提供を行うとともに、現在の音声教材の活用を取り巻く課題や、今後の一人一台端末環境に向けた課題とその解決について議論することを目的とする。
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