コンクリート工学年次大会2017(仙台)

講演情報

第39回コンクリート工学講演会

A.材料・施工 » 自然治癒・自己治癒/サステイナビリティ/軽量コンクリート(材料)/エコ・緑化コンクリート

エコ・緑化コンクリートⅡ

2017年7月14日(金) 13:00 〜 15:15 第2会場 (萩/会議棟2階)

座長:竹田宣典(土木), 斉藤丈士(建築)

[1242] 破砕したホタテ貝殻と砕石を用いたポーラスコンクリートの配合設計のための骨材充填係数の算定について

坂内佳祐1, 菅田紀之1 (1.室蘭工業大学)

キーワード:aggregate filling factor, mix design, porous concrete, scallop shell, void, ポーラスコンクリート, ホタテ貝殻, 空隙, 配合設計, 骨材充填係数

破砕したホタテ貝殻と砕石を用いたポーラスコンクリートの配合設計における粗骨材絶対容積を計算するための骨材充填係数を算定するために,ホタテ貝殻と砕石を混合した骨材の実積率試験および混合骨材を用いたポーラスコンクリートの空隙率試験を行った。ホタテ貝殻は粗骨材量の0 %から100 %使用した。その結果,ホタテ貝殻が多いほど混合骨材の実積率が小さくなること。ホタテ貝殻置換率0 %および25 %では,全空隙率が大きいほど骨材充填係数は大きくなり,ホタテ貝殻置換率50 %,75 %および100 %では,全空隙率が大きいほど骨材充填係数が小さくなることなどを明らかにした。