[1077] Basic study of carbon neutral and negative concrete using recycled aggregate and by-products from manufacturing
Keywords:CO₂排出量、再生骨材、再生微粉、再生微粉スラリー、高炉スラグ微粉末、CCU材料
本研究は,再生骨材の製造時に副産される再生微粉および再生微粉スラリーを活用したカーボンニュートラル·ネガティブコンクリートの開発を目的に,再生微粉のCO₂固定量と骨材製造時の副産物が高炉スラグ微粉末高含有再生骨材コンクリートの諸性状に与える影響について検討した。その結果,本研究の範囲において,再生微粉のCO₂固定量は,強制炭酸化よりも屋外暴露で乾湿繰り返したものの方が多く,最大118kg-CO₂/tのCO₂固定量が得られた。カーボンニュートラル·ネガティブコンクリートは所要の強度を満足し,CCU材料の種類および単位量の最適化によって,更なるCO₂排出量の削減が期待できることがわかった。