High‐flowable concreteⅡ/Construction

[1202] Study for Performance Evaluation Methods and Quality Standards for Curing Compounds for Concrete

Haruna SAKAI¹, Tomotaka IDE², Masarou KOJIMA³, Hitoshi HAMASAKI¹ (1.芝浦工業大学 2.長谷工コーポレーション 3.竹中工務店)

Keywords:コンクリート用養生剤、水分逸散率、性能評価、品質基準、強度、表層品質、中性化

コンクリート用養生剤の水分保持性の評価方法として2022年に JASS 5 T-407 が提案され，湿潤養生の代替となる目安が示された。しかし，硬化後のコンクリートの品質・性能との関係は明らかでなく，所要のコンクリートの性能を確保するための養生剤の品質基準についても検討が必要である。本研究では，養生剤の性能評価方法の提案と品質基準の検討を目的とし，JASS 5 T-407における試験条件について実験的に確認し，試験条件の提案を行った。また, これらの試験方法による水分逸散率と硬化後の強度，中性化抵抗性等との関係について確認し，品質基準を決定するための考え方とその例について示した。