[1229] Research on material separation resistance of concrete managed by slump flow using fly ash
Keywords:スランプフローで管理するコンクリート、フライアッシュ、混和方法、材料分離抵抗性、飛散率
本研究では,フライアッシュを用いたスランプフローで管理するコンクリートの適用拡大を目的とし,フライアッシュの混和方法や置換率がコンクリートの材料分離抵抗性へ与える影響を確認した。その結果,セメント単味の場合と比較して,フライアッシュを混和した配合は間隙通過性の改善や加振による粗骨材の沈降の抑制を確認し,材料分離抵抗性を確保できることが示唆された。また,フライアッシュを混和することで,自由落下させた際に生じるコンクリートの飛散が抑制され,配合条件によっては自由落下高さを2.5mまで引き上げられる可能性があることがわかった。