コンクリート工学年次大会2025(盛岡)

講演情報

第47回コンクリート工学講演会

A. 材料・施工 » 非破壊検査・診断 (鋼材腐食)/非破壊検査・診断(損傷・欠陥)

非破壊検査・診断 (鋼材腐食)/非破壊検査・診断(損傷・欠陥) 1

2025年7月16日(水) 10:00 〜 12:00 第6会場 (アイーナ8階 802)

座長:田中章夫(建築),河合慶有(土木)

[1269] 分極曲線測定を用いた長期暴露後のコンクリート中の鉄筋腐食性状に関する検討

中嶋桜1, 久保善司1, 佃洋一2, 徳納新也3 (1.金沢大学 2.日本塗料検査協会 3.コンクリートメンテナンス協会)

キーワード:塩害、鉄筋腐食、気象条件、暴露試験、表面含浸材

海洋に囲まれた地理的特徴から塩害はコンクリート構造物の代表的な劣化の1つである。我が国は広範な気候区分を有し,構造物が置かれた環境条件は鉄筋腐食の発生・進行に影響を与え,その補修効果も環境によって異なる。本研究では,環境条件の異なる長期暴露後のコンクリート中の鉄筋の分極特性に着目し,環境条件およびシラン系含浸材を用いた含浸処理がコンクリート中の鉄筋腐食性状に与える影響を検討することとした。