コンクリート工学年次大会2025(盛岡)

講演情報

第47回コンクリート工学講演会

A. 材料・施工 » 非破壊検査・診断(損傷・欠陥)

非破壊検査・診断(損傷・欠陥) 3

2025年7月16日(水) 15:40 〜 17:25 第6会場 (アイーナ8階 802)

座長:伊藤洋介(建築),岸利治(土木)

[1283] 機械学習に基づく打音によるRC供試体の欠陥判定に及ぼす表面塗装の影響

鈴木大地1, 黒田一郎1 (1.防衛大学校)

キーワード:非破壊検査、打音、局所外れ値因子法、表面塗装、人工欠陥

人工欠陥を有する表面を塗装されたRC供試体を対象として,欠陥を検知するための打音を用いた非破壊検査における局所外れ値因子法(LOF)の適用性及びその検査での表面塗装の影響を確認することを目的として実験的検討を行った。LOFに基づく塗装前のコンクリート表面の直接打撃と塗装後の塗材を介した打撃の打音スペクトルを入力データとした欠陥判定で,表面塗装による1割程度の判定性能の低下を確認し,教師データ数の影響及び塗装による打撃応答の高周波成分の減衰傾向の違いから判定結果に及ぼす入力データの周波数帯域の影響を検討している。