[1295] Experimental Study on the Influence of Water-Cement Ratio on the Time-Dependent Deformation of RC Under Sustained Tensile Load
Keywords:一軸引張試験、クリープ、ひび割れ幅、付着、水セメント比、bond、creep
本論では,鉄筋コンクリート(RC)中のコンクリートの時間依存変形に及ぼす水セメント比の影響を明らかにすることを目的とし,水セメント比が30%,45%,60%のRC一軸引張供試体を用いた持続載荷試験を実施した。その結果,水セメント比が高いほど,時間依存ひずみの構成要素の一つである付着クリープが大きくなることが明らかとなった。この傾向は付着クリープの発生機構に内部ひび割れの発生・進展などの破壊現象が関わっている可能性を支持する結果である。