コンクリート工学年次大会2025(盛岡)

講演情報

第47回コンクリート工学講演会

A. 材料・施工 » 耐火性/初期欠陥

耐火性/初期欠陥

2025年7月16日(水) 10:00 〜 12:00 第7会場 (アイーナ8階 803)

座長:大和征良(建築),子田康弘(土木)

[1325] リング拘束加熱試験法を用いた若材齢期におけるポリマーセメントモルタルの爆裂リスクの評価

古賀丈太郎1, 小山拓1, 福井拓也2, 小澤満津雄1 (1.群馬大学 2.ケミカル工事)

キーワード:ポリマーセメントモルタル、爆裂、リング拘束供試体、引張ひずみ

本研究では, ポリマーセメントモルタル (以下, PCM,P/C5%)を対象として, 若材齢期における火災時 爆裂リスクの評価を行った。加熱試験の材齢は3, 7, 14, 42日とした。加熱には小型円筒型電気炉を用い,加 熱温度1050℃一定とした。その結果,PCMは材齢3,7,14日では爆裂規模が大きいが,42日では爆裂規模 が小さくなった。爆裂指標として引張ひずみを算出したところ,材齢の進行に伴い引張ひずみ値は大きくな った。爆裂速度は,1.07~2.53mm/minの範囲であった。