[2018] Experimental Study on Mechanical Anchorage of Cast-in-situ Reinforced Concrete Piles using Cruciform Specimen
Keywords:場所打ち鉄筋コンクリート杭、杭主筋、機械式定着工法、十字型試験体、破壊性状
本研究では,杭主筋の従来型定着から機械式定着への代替可能性を確認するために,杭主筋の従来型および機械式定着を有する十字型(パイルキャップを含む両側基礎梁・上部柱・下部杭)部分架構試験体を製作し,静的正負交番繰り返し載荷実験を実施した。その結果,杭主筋の定着工法の違いによらず両試験体における各部材の破壊性状,荷重-変形関係やパイルキャップ内の杭主筋の曲率分布がほぼ同様であったため,本研究で用いた機械式定着工法は従来型定着と同程度の定着性能を有していることを確認した。