コンクリート工学年次大会2025(盛岡)

講演情報

第47回コンクリート工学講演会

B. 構造・設計 » 柱はり接合部

柱はり接合部2

2025年7月17日(木) 13:40 〜 15:10 第8会場 (アイーナ6階 世代間交流室)

座長:田尻清太郎(建築),島弘(土木)

[2058] 接合部降伏が耐震壁付RC骨組の崩壊形および崩壊荷重に及ぼす影響

淺井友徳1, 楠原文雄1 (1.名古屋工業大学)

キーワード:接合部降伏、耐震壁、柱梁強度比、崩壊荷重

耐震壁の応力負担率,破壊形式および柱梁強度比をパラメータとした接合部降伏型耐震壁付RC骨組に対する静的増分解析および地震応答解析を行い,接合部降伏が崩壊荷重に及ぼす影響を検討する。耐震壁の破壊形式が曲げ破壊型である場合,接合部降伏の影響は極めて小さい。一方で,耐震壁がせん断破壊型の場合,耐震壁の応力負担率が20%と40%の骨組では接合部降伏によって耐力の低下がみられた。しかし,応力負担率が70%の場合,柱梁強度比によらず柱ヒンジによって耐力低下した。