Columnbeam connectionⅡ

[2062] Experimental Study on Joint Transverse Reinforcing Bars in RC Cruciform Beam-Column Joints Using Partially Reinforcing Steel Bars in the Main Bars of Columns and Beams

Ayaki YAMAMOTO¹, Shinji KISHIDA¹, Hiroyuki NAKANO², Ken MURAKAMI³ (1.芝浦工業大学 2.高周波熱錬 3.アシス)

Keywords:鉄筋コンクリート造、柱梁接合部、部分高強度化鉄筋、ヒンジリロケーション、接合部横補強筋

柱・梁主筋に部分的に高強度化した鉄筋を用いることで，柱主筋の削減や梁のヒンジリロケーションによる柱梁接合部の変形，損傷抑制を実現する。また，既往研究1)より，接合部横補強筋に対して高強度せん断補強筋を使用することで接合部損傷抑制や架構の靭性に寄与することが明らかとなった。本実験の試験体変数としては，接合部横補強筋量と柱梁曲げ強度比に焦点を当て実験を行った。柱梁曲げ強度比が2.3程度有する架構においては，接合部横補強筋に高強度せん断補強筋を使用することで，接合部横補強筋量を学会指針0.3%以下とした場合でも良好な破壊性状を示した。