「PAN WALL工法」は、表面工にプレキャストコンクリート板を使用した地山補強土工法です。急勾配化（垂直～5分、3分標準）により工事に伴う影響範囲を低減し、安全な「逆巻き施工」を基本としています。また「順巻き施工」によって、ブロック積み擁壁などの既設構造物の補強や、現道を供用しながらの谷側拡幅工事にも活用ができます。

東北地方太平洋沖地震や熊本地震において変状は認められず、また、九州北部豪雨においても有害な全体変形は見受けられませんでした。防災・減災・国土強靭化対策に貢献し、高速道路や自動車専用道路の拡幅、新設河川や河川改修の護岸等においても効果を発揮します。

【土木学会技術評価証】技術推進ライブラリーNo.14、NETIS登録番号CB-170019-A、NETIS登録番号CG-200016-A、地盤工学会中部支部 平成30年度技術賞、同令和3年度技術賞、全国施工実績1,080件以上、全国施工面積33万m2以上

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