函館大会(第51回石油・石油化学討論会)

セッション情報

設備保全

[1D16-18] 設備保全(6)

2021年11月11日(木) 15:15 〜 16:00 D会場 (函館アリーナ 武道館C)

座長:長谷川 勝宣(出光興産(株))

15:15 〜 15:30

○近藤 康治1 (1. レイズネクスト株式会社)

フランジ締結体からの漏えい防止のために元請会社が行ってきた技術展開やフランジ締結教育に関する取り組みについては、既報(山形2019、熊本2020)にて紹介した。今回は、さらに業界の取り組みとして進化させ、メンテナンスに関する業界団体である日本メンテナンス工業会(JAMSEC)の中で、元請け7社で構成された「フランジ締結検討WG」の取り組み内容、策定された作業者向け教育制度である「フランジ締結技能講習」のしくみを紹介する。

15:30 〜 15:45

○和田 学1、佐宗 大樹1、神山 連1、高橋 秀明2、野崎 哲夫2、菊田 聡2 (1. コスモエンジニアリング株式会社、2. センクシア株式会社)

①目的:稼働中のプラントにおける架構増設工事にて生火工事(溶接等)制限をされることが多い。そこで架構増設工事の品質を満足させたうえで無溶接接続の検討を行い、設計・施工及び特性について評価した。②方法:センクシア無溶接耐震補強システムのスマートアタッチ工法を適用した。当該工法は方杖補強工法であるが設計にて既設梁・柱接合にも適用出来るか検討し許容応力内及び物理的接続可能であることを確認した。③結果:当該工法を適用する事で溶接作業無し、工程短縮、材料費・工事単価増、トータルコストほぼ同等の結果となった。

15:45 〜 16:00

中原 誉晃1、竹原 泰志2、○弓納持 俊夫3 (1. 太陽石油株式会社、2. 太陽テクノサービス株式会社、3. アイデン株式会社)

フランジの熱変動とボルトの熱変動の時間差により、ガスケットが圧縮されたあと復元するまでの間にガスケット締付面圧が低下し漏れが発生する事例が報告されている。こうしたフランジへの対応策として、温度変化によるフランジ挙動に追随し高いシール状態を保持できる特殊な構造をもつ『FISHBONEガスケット』を紹介する。
なお、2019年8月より太陽石油(株)四国事業所においても複数の熱交換器に実装し、非常に良好な結果を確認している。
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