函館大会(第51回石油・石油化学討論会)

セッション情報

バイオマス利用技術

[2B13-15] バイオマス利用技術(4)

2021年11月12日(金) 14:15 〜 15:30 B会場 (函館アリーナ 会議室B)

座長:水垣 共雄(大阪大学)

14:15 〜 15:00

○石井 一英1 (1. 北海道大学大学院 工学研究院 環境工学部門)

再生可能エネルギーの利用を拡大するためには、電気のみならず、加熱・冷熱、輸送エネルギーのすべてのエネルギーを考慮して、かつ地域特性に応じたエネルギー変換、貯蔵、輸送、利用までのサプライチェーンを構築する必要がある。本報告では、特にバイオマスエネルギーのシステム構築事例とその課題について講演する。

15:00 〜 15:15

○SUDHAKARAN Swetha1、Unruean Palawat2、Kitiyanan Boonyarach2、野村 琴広1 (1. 東京都立大学、2. チュラロンコン大学)

各種固体塩基触媒による長鎖脂肪酸エステル、特にウンデセン酸メチルと各種アルコールとのトランスエステル化反応を検討し、酸化カルシウム触媒が高い触媒活性を示し、高選択率で目的のエステルを与えた。発表では各種アルコールでの結果や経時変化、温度依存性などの詳細を報告予定である。

15:15 〜 15:30

○加納 絵梨沙1、相原 健司1、三浦 大樹1,2,3、宍戸 哲也1,2,3 (1. 東京都立大学、2. 東京都立大学水素エネルギー社会構築推進研究センター、3. 京都大学ESICB)

本研究ではフローリアクタによるグリセロール(Gly)からの乳酸(LA)連続合成を検討した。様々な担持Pt触媒を用いて検討を行ったところ、酸点を有する担体を用いた際にLAが生成した。特に層状酸化ニオブ(L-Nb2O5)を担体に用いた際に、Ptによる酸化、L-Nb2O5による酸触媒反応が効率よく進行した。本反応系は塩基の添加を必要とせず、長時間にわたり安定したGly転化率と高いLA選択率(>70 %)を示し、LAが連続的に得られた。
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