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[1A03] Mn固溶TiO2担体を用いたRuO2エピタキシャル層の酸化活性制御
ルチルTiO2(r-TiO2)にRuを担持後、大気焼成することで、RuO2エピタキシャル層を設計できる。CO酸化反応やN2O分解などに対して高い触媒性能を示すことから、近年注目を浴びている。本研究では、r-TiO2担体にMnを固溶させることで、担持RuO2層のCO酸化活性を制御できることを見出した。Mn固溶量に依存して25℃~100℃域でのCO転換率が連続的に変化し、最適なMn固溶量では、室温でさえもCO酸化が進行することが明らかとなった.
キーワード:low temperature oxidation of CO, epitaxially grown RuO2 layer, Mn-doped TiO2