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[1E03] シリカ固定化白金ジシリケート錯体を前駆体とした担持Ptナノ粒子の調製
白金触媒は化学品合成・環境浄化触媒として広く応用されている。本研究では白金ジシリケート錯体を固定化したシリカを焼成・還元することでシリカ担持 Ptナノ粒子の調製を行った。既存の含浸法で調製した試料と水素化触媒活性を比較したところ、本法で調製した担持白金触媒の方が高い触媒活性を示した。焼成・還元温度を150~450℃まで変化させたところ、どの温度域においても高い活性を示すことがわかった。
キーワード:immobilized catalyst, Pt nanoparticles, hydrogenation