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[1E18] FT-ICR MSの標準試薬による定量性改善の検討
FT-ICR MS測定結果から計算される蒸留性状精度を改善するため、FT-ICR MSの定量性改善について検討を行った。その結果、FT-ICR MSの強度分布は分子量により大きく異なっていたことから、測定範囲を低分子量側と高分子量側に分割し、感度補正する方法を新たに開発した。本方法を用いて常圧残油の蒸留性状を求めた結果、適用前と比べて最大80℃改善したことから、本方法の有用性が確認された。
キーワード:Petroleomics, FT-ICR MS, Improving quantitativity