函館大会(第51回石油・石油化学討論会)

講演情報

ポスター発表

[Poster odd no.] ポスター発表

1日目のQAは奇数番号となります。

2021年11月11日(木) 11:45 〜 12:45 ポスター sess.(奇数番号) (函館アリーナ 武道館B)

[P01] 低塩分濃度水攻法における圧入水の塩構成及びpHが炭酸塩岩コアの濡れ性及び圧力挙動に与える影響

○髙岡 由貴1、阿部 一徳1 (1. 秋田大学 大学院国際資源学研究科)

低塩分濃度水攻法は、先行研究やフィールド試験などで増油効果が報告されている。対象油層の岩石、油、塩水の相互作用により、岩石表面が水濡れ性に移行することが示唆されているが、その一方で、特に炭酸塩岩における増油メカニズムは未解明な領域が多い。本研究では、塩水の性質に着目し、炭酸塩岩コアを用いた掃攻試験において、圧入水の濃度や組成、pHの変化が、増油効果及びコア内の圧力挙動に与える影響を評価した。

キーワード:Enhanced Oil Recovery, Low Salinity Water Flooding, Wettability Alternation